登山やキャンプでの食事は、楽しみの一つですよね。そのために欠かせないのがクッカーです。
クッカーとは野外調理器具の総称です。
山頂での食事は登山の一つの魅力ですが、そこで重要になるのがクッカー選びです。
登山中はバックパックに入れて行動するため、軽量で持ち運びがしやすいものを選ぶ必要があります。
またクッカーには数多くの形状があり、チタンやステンレスなど素材も選びも重要なのでこの記事で詳しく解説していきます!
クッカーの素材別の特徴 軽量化を目指すならチタン製がおすすめ!
クッカーの素材によって、調理のしやすさや持ち運びのしやすさが大きく変わります。代表的な3つの素材を比較してみましょう。
アルミ
- メリット: 軽量で熱伝導率が高く、調理しやすい。
- デメリット: 焦げ付きやすく、耐久性がやや低い。
- おすすめの用途: 炊飯や炒め物をしたい人向け。
ステンレス
- メリット: 耐久性が高く、焦げ付きにくい。
- デメリット: 他の素材よりも重く、熱伝導率が低いため調理に時間がかかる。
- おすすめの用途: 頑丈で長く使いたい人向け。
チタン
- メリット: 超軽量で錆びにくく、強度が高い。
- デメリット: 熱伝導率が低く、料理が焦げやすい。
- おすすめの用途: 軽量化を重視する人向け。
クッカーの形状とサイズ選び ソロなら600mlでちょうどいい!
クッカーの形状やサイズも重要なポイントです。用途に応じた選び方を見ていきましょう。
深型 vs 浅型
- 深型クッカー: 煮込み料理やスープに適している。
- 浅型クッカー: 焼き物や炒め物がしやすい。
ソロ用 vs グループ用
- ソロ用(600~900ml):一人分の食事にちょうどいいサイズ。
- グループ用(1.5L以上):複数人で料理をシェアする場合に便利。
初心者向けおすすめブランド コスパならモンベル!軽量化ならエヴァニュー!
初心者におすすめのクッカーブランドを紹介します。
スノーピーク(Snow Peak)
- 特徴: 日本発のアウトドアブランドで、高品質なチタン製クッカーが人気。
- おすすめポイント: 軽量かつ耐久性が高く、初心者でも扱いやすい。
モンベル(Montbell)
- 特徴: コストパフォーマンスに優れ、初心者向けのアルミ製クッカーが充実。
- おすすめポイント: 扱いやすさと機能性を兼ね備えたバランスの良いラインナップ。
エヴァニュー(Evernew)
- 特徴: 軽量で高品質なチタン製クッカーを多数展開。
- おすすめポイント: ULハイカーにも人気で、軽さと機能性を両立。
MSR(Mountain Safety Research)
- 特徴: 軽量で高性能な登山用クッカーを提供。
- おすすめポイント: 軽量登山にも対応できるコンパクトなデザイン。
クッカーの使い方とお手入れ 焦げ付き、錆に注意しよう!
せっかく選んだクッカーを長持ちさせるためには、正しい使い方とお手入れが必要です。
焦げ付き防止のコツ
- 弱火でじっくり加熱する。
- 油を適量使う。
- こまめにかき混ぜる。
メンテナンス方法
- 使用後はすぐに洗い、乾燥させる。
- ステンレス製は錆びないが、チタンやアルミは水気に注意。
- 傷を防ぐため、金属製のヘラやスポンジは避ける。
山での後片付けのマナー
- 残飯や洗い水は持ち帰るか、適切な方法で処理する。
- 環境に優しい洗剤を使う。
まとめ
クッカー選びは、登山やキャンプの楽しさを左右する重要なポイントです。初心者の方は、まずは扱いやすくコスパの良いアルミ製クッカーを試してみるのがおすすめ。ULを目指したい、できるだけ軽量化したい人はチタン製がおすすめ。実際に使ってみて、自分のスタイルに合うクッカーを見つけていきましょう!
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